手の陽明大腸経
・2 二間(栄水穴)
取穴:示指の中手指節間関節の前橈側陥凹、表裏の肌目に取る
治効:咽頭の痛みや痰のからみ、詰まり、鼻血、歯痛、眼瞼の腫れ痛み、顔面神経麻痺
・4 合谷(原穴、四総穴)
取穴:第一、第二中手骨底間の下、陥凹部、第二指中手骨より
治効:悪寒して発熱、鼻血、
・11 曲池 (合土穴)
取穴:肘窩横紋の外方で、上腕骨外側上顆の前
治効:化膿疾患、肘の痛み、目の疾患
鍼灸則には主治、臂臑疼痛(肩関節痛)、不能提物(手に下げて持てない)、屈伸不便、手振不能書物及中風、口眼斜とある。
・15 肩髃
取穴:肩関節の前方、肩峰と上腕骨の間
治効:澤田健師、長野潔師(たぶん沢田流に習い)は皮膚疾患に効くとある。長野式では灸21壮とあり築賓とセットで処置した。