手の厥陰心包経
・4 郄門(郄穴)
取穴:大陵から曲沢に向かい上5寸。前腕中間に位置する。
治効:心痛、鼻血、しゃっく、吐血、不安症で驚きやすく恐がり、高血圧など心疾患、リウマチ、胸膜炎の特効穴とされている
腎虚心熱証では瀉法をして心熱を取る作用あり。右尺中の脈が強いときは郄門を用いる。
・6 内関(絡穴)
取穴:大陵から曲沢に向かい上2寸
治効:嘔気、嘔吐、つわり、動悸など。古典には心痛や煩心、うまく動くことできずなど
・7 大陵(兪土 原穴)
取穴:手関節横紋の中央、長掌筋腱と橈側手根屈筋腱の間
治効:心痛しよく悲しむ、冷えのぼせ、驚きやすい、熱病時に汗がでない、嘔気、ため息、喉の痛みや渇き、息切れ、抑うつなど